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【御礼】まえネガ10、終演!!!!!
category: 「劇団」稽古場日誌
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    第258回新中野ワニズホール@ふたり芝居・長野恵美冠公演
    『長野恵美のまえむきネガティブvol.10』
    @新中野ワニズホール

    無事に全日程終了致しました。
    べらぼうたくさんのご観劇&ご声援、誠にありがとうございました!!!



    ご無沙汰しております。
    御礼等々、今回も遅くなりまして申し訳ございません(劇団ブログも全然更新出来ずごめんなさい!!)
    主宰の長野恵美です。
    丸1年ぶりのまえネガ、いかがでしたでしょうか?

    ・キャストの殆どをオーディションで決める
    ・フライヤーをいつもより多く刷る
    ・客入れ客出し以外の音響を全てギターの生演奏で
    (ちなみに客入れ客出し曲もナガイさん作)
    ・3作品とも開幕時に生歌を入れる
    ・いつもより演目表が大きい(B5→B4)
    ・小道具のチラシをお客様全員に配布
    等々。


    演目表

    小道具のチラシ

    あらゆる面でプレミアムなまえネガとなりました(^_-)-☆
    お陰様で、滅茶苦茶大変でしたが、滅茶苦茶達成感まみれな公演となりました!!
    まえネガ史上最多のお客様にご観劇いただけました!!

    あ、お客様の感想tweetまとめはこちらです(^^)/
    https://togetter.com/li/1429170

    ひとえにもふたえにもみなみなさまのおかげです!!
    本当に本当に、ありがとうございました!!!


    ※ここから下は、各作品に対する完全自己満足の思い出垂れ流しです。そういうの嫌いな人は、素敵なキャスト陣の写真だけをお楽しみくださいませ。

    ※実は今回、キャスト紹介も公演のふり返りも、長野恵美個人Twitterにて全て済ませてしまっておりまして(公演のふり返りは2019/11/11、キャスト紹介は公演前の2019/11/6〜11/8辺りに。気になる方はぜひ。ハッシュタグは #まえネガ10 です)ここではTwitterには書ききれなかった作品についてのあれこれを書きます。キャスト陣の事は少なめですごめんなさい。そういうの嫌いな人は(以下省略)


    「ファミリアしい君と五時のデザイア〜2019ver.〜」

    左:木村未来さん×右:栗林まんぞうさん

    まんぞうさんはオファーにて、みくちゃんはオーディション経由(と言っても今回で3回目の長野作品ご出演)でご参加いただきました!!まるで炬燵の様に、とても居心地の良いチームでした(*^-^*)

    この作品は、2013年5月に『長野恵美のまえむきネガティブvol.2』にて上演された初演バージョンを少しだけ書き直した作品です(殆ど書き直してないけど)
    主にアラフォー男性から絶大な支持を得る事が出来ました。
    「どうしてこんなに絶望する男の気持ちが分かるの!?」と複数のお客様から聞かれましたが、実は私も未だによく分かっておりません茂の気持ち(笑)
    私も「え、どうしてこうなるの?何で??」と困惑しながら書いておりましたあの頃(当時26歳だったので、殆ど睦美の方に共感しながら書きましたw)
    全ては若尾茂のモチーフとなりました原田達也さんと出逢えたお陰です。あて書き(役者にあてて役を書く)で脚本を書くと、そういう事が起こるから面白いです♪
    パーソナリティの強い役者さんのあて書き程、役が作者の言う事を聞いてくれないのです。実は超面白いですそういう時( *´艸`)

    そして、
    あて書き脚本を別のキャストが演じるのって、滅茶苦茶難しい(どうしても初演と比べて嘘っぽくなる)のですが、まんぞうさんとみくちゃんは、その壁を見事に乗り越えるどころかブチ壊してくれました。勿論、良い意味で。
    私の中の常識、ブチ壊してくださり、本当に本当に、ありがとうございました!!!




    「雅イ偉イ威イ為イ意→CH.」

    左:米山涼香さん×右:横山千絵さん

    ちょこちゃんもよねさんも、オーディション経由でご参加いただきました!!超アバンギャルドなチームでした(*^-^*)笑

    脚本を書く前に2人とお茶をしてまず思ったのが「そうだ。不条理演劇を書こう」でした(謎)
    絶対に似合うと思いました。何でだろ??
    で、お話をしてみたら2人とも認知症に興味があるとの事。なので、施設から逃げ出した認知症のおばあちゃんのお話にしました。
    結局2人ともおばあちゃんだったというオチでしたが、あのおばあちゃんは「認知症のお祖母ちゃんが2人」と解釈しても構いませんが「1人のおばあちゃんの精神世界」と解釈した方が色々としっくりくるのかなと思います(だから2人であれだけ騒いでもナガイさんが気づかなかったとか、おばあちゃんは絵も歌も好きでしたというくだりとか、2人の名前が偽名で本名が分からないとか、2人で共鳴し合って泣くとかetc.)

    ちなみに、この作品で使用した小道具(絵画、カッター)は全てちょこちゃん(横山千絵さん)に作っていただきました……!!素敵な仕事、本当にありがとうございました!!( ;∀;)




    「どうしてこの作品を書こうと思ったんですか?」と何人かから聞かれたので一応書いておきます。
    昨年の冬、実家に帰った際、私は、2015年11月1日に亡くなった母方の祖父の部屋で毎晩寝ていたのですが、
    そんなある晩、祖父の日記を見つけてしまいました。
    その日の天気やニュース、出来事の概要が淡々と書いているだけの、簡素な日記だったのですが、或る日の日記だけ、珍しく、祖父の感情らしきものが書かれておりました。

    10:15頃、恵美ちゃんが東京に向かって出発した
    玄関で手を振って別れたが淋しいきわみだった
    よき人生の門出であってほしい(19才の秋である)

    それは、私が上京した日に書かれた日記でした。
    私は幼い頃からいつも、心配と迷惑ばかりをかけてきた不出来でしょうもない孫でした。
    上京した後、直ぐに病気になってしまい、家族に病状等を知られたくなくて、実家にも殆ど帰りませんでした。早く死にたいとばかり願っていました。
    祖父の日記は、祖父の痴呆が進むにつれて文字も内容もぐにゃぐにゃになり、やがて、途絶えました。

    祖父が死ぬ1ヵ月ちょっと前。3年ぶりに実家に帰る事となり、病院で、骨と皮とだけになった寝たきり状態の祖父と再会した時、
    祖父は、私の姿を見た瞬間、眼を見開き、何度も何度も、嬉しそうに頷いてくれました。
    「最近は殆どの時間眠ってて、私の事も覚えてないんだよ?」と母は言いました。
    祖父は私に気づいてくれた。私をずっと待っていてくれた。

    今更気づいたって、祖父にはもう二度と会えないのだけれど、
    よき孫には、最後の最後までなれなかったのだけれど、

    よき人生の門出にしないとな。あの日の別れを。
    今の私が、祖父の為に出来る事はもう、それだけです。




    「サンディ!あいラヴゆー!!」

    左:小林晴香さん×右:市原ユウイチさん

    いっちーさんはオファーにて、はるかさんはオーディション経由でご参加いただきました!!大人激しい、超パワフルなチームでした(*^-^*)

    タッチの差ですが、この作品が私の最新作です。「雅イ偉イ威イ為イ意→CH.」に出てきたおばあちゃんの子供達のお話。優し過ぎた2人のお話。
    「ぜいはあ、」のノリに一番近いのがこの作品ですが、私的には、小林晴香さんパワーでかなり違う感じの作品になったのでは?と思っております。彼女も原田達也さん同様、私の世界に、新しいパーソナリティを吹き込んでくれました。全然言う事を聞いてくれませんでした美映子(サンディ)はw超楽しかったです♪♪♪

    仕事のやり過ぎやいじめ等で、鬱病になったり過労死したり自殺してしまったり……そんなに辛いなら辞めちゃえば(逃げちゃえば)良いのにって思うけどなかなかそう簡単にはいきませんよね。人間だもの。
    今回の全体テーマは『フリー』だったのですが(今更ですが)自由には責任が伴う。だからこそ、自由という言葉はあんなにも曖昧で重たいのだと思います。個人の見解ですが。
    だからこそ、一線を越えられる人は凄いなあって常に思います。良くも悪くも。

    私も高校生の頃、自殺って程ではないのですが、色々と辛過ぎて赤信号で横断歩道を渡って車に轢かれた事がありました(滅茶苦茶後悔してます。特に運転手の方、本当に本当に本当にごめんなさい)
    辛い時って本当に、無意識のうちに一線を越えてしまうんですよね。
    我に返った時にはもう全て終わってしまっていて、
    引き返せない所まできてしまっていて、
    なんかもう「あーあ」って感じ。

    そんな、一人で一線を越えようとしている弟に、正し過ぎてオモロイ姉が制裁を加えるお話でした(^^)/
    どんだけ絶望したって、どんだけ孤独に苛まれたってきっと、誰かはいます。一人くらいいます。
    誰かがあなたを待っています。

    時間は絶対に巻き戻せませんが、
    人間は考える葦である。
    だから人間は、何処へだって自由に進める。
    己の意思で前に進むか、後ろに進むか。
    まえむきネガティブな生き物なのですよ人間は。




    《おまけ》

    ナガイタツヲさん(ギター伴奏・作曲・舞台美術・出演)

    も、オーディション経由でご参加いただきました!!(元々知り合い&オーディションにも無理矢理お誘いしたので殆どオファーみたいなものですがw)

    完全暗転の中でもギター演奏できる(暗転後に演奏開始の流れ)ナガイさん、凄い技術力だなーと思ってたらやはりかなり無理してくれていたみたいで(当たり前)
    本当に素晴らしい仕事でした。相変わらず画力も凄かったし(舞台に最初から飾ってあった絵画は全てナガイさんが描いた絵です)私の無茶ぶりにも、常にクールに対応してくださいました(^^)/
    やりたい事は全部やる。たった一度きりの人生だもの。
    そんな、ナガイさんならではの公演になりました(^^♪
    本当に本当に本当に、ありがとうございました!!!




    ☆☆☆☆☆


    てなわけで、いつもよりも「前向き」要素よりも「ネガティブ」要素が強めな3作品となりました。
    しかし今回のネガティブ要素、ある意味で全て「後ろ向きポジティブ」なんですよね。
    意思を持ってあえて「闇」へ進む!みたいな。それでも滲み出る「光」への憧れみたいな。その美しさみたいな(なんのこっちゃ)

    この公演が終わったら、とにかくもうダラダラと休もう!!と決めていたのですが、
    「ファミリアしい君と五時のデザイア〜2019ver.〜」で壁を壊され、
    「雅イ偉イ威イ為イ意→CH.」で大事な宝物を思い出し、
    「サンディ!あいラヴゆー!!」で火を点けられ、
    今は既にもう、新しい作品を創りたくて創りたくて仕方がないです。
    それでも、しばらくは休むけれども。

    前に進むも後ろに進むも、それは貴方の自由です。フリーです。
    ただし、時間だけは絶対に巻き戻らないけれども。それでも。
    人間は、何度だって前を向ける。前に進める。
    考える葦だもの。

    だから私も、これからも、何度だって。










    次回、公演は全て未定です。

    2020年1月頃(恐らく下旬)劇団webにて今後の方針を発表予定です。

    今しばらくお待ちくださいませ。

    今後とも何卒、宜しくお願い致しまーす!!!


    劇団milquetoast+
    まえむきネガティブ
    主宰
    長野恵美

    JUGEMテーマ:芸能



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